ニキビは皮膚科でも治療できます。皮膚科に行くと、基本的に薬で治療します。
よく処方されるのが「ビタミン剤」です。
ただし!重度のニキビには抗生物質などが処方されます。(ビタミン剤と併用することもあります。)
実は、ニキビができる・悪化する原因のひとつが「ビタミン不足」なんです。
ビタミン不足を解決するために処方されます。ビタミンと言っても、種類がいろいろありますよね。
ニキビ治療では、「ビタミンB2、B6、C」の3種類のビタミンが基本です。
多々あるビタミンの中でも、この3つがニキビに関わっているんです。
ビタミン剤は飲み薬です。皮膚科といえば、塗り薬を処方されるイメージがありますが、内服薬も使います。
体内で不足してるビタミンを補う方法なので、体の内側からニキビを治療する方法なんですね^^
⇒ ニキビにはビタミンB2、B6が効果的!※おすすめの食べ物はコレ!
ビタミン剤ってどんな効果があるの??
皮膚科からもらえるビタミン剤には、ビタミン不足を解決する効果があります。
皆さんは普段の食事からビタミンを摂れていますか?意識しても、意外と不足しやすいんです・・・。
不足してしまうと、ニキビの原因に・・・!
そのため、ビタミン剤で効率よくビタミンを補い、体内からニキビ治療をサポートするので結果的にニキビを治す事に繋がっていきます。
また、処方されるビタミン剤の成分によっても、効果は違います。
ビタミンB2
まず、ビタミンB2は脂質の分解に働きます。特に口元にニキビができやすい人は、脂質が原因かもしれません。
脂質の摂り過ぎは、分解されにくいのでニキビが発生しやすくなります。ビタミンB2はその脂質の分解を助ける効果があります。
さらに、皮膚を正常に保つ働きがあるため、健やか肌のキープになるんです。
ビタミンB6
ビタミンB6は肌の代謝を正常にして、ハリやツヤのあるみずみずしい肌を助ける働きがあります。
特に女性の美肌には欠かせないビタミンの種類なんです。
というのも、たっぷり補うことで女性ホルモンが整えられるため、生理が関係するニキビ対策にも効果が期待できます。
ビタミンC
最後にビタミンCですが、B2も同じですが「抗酸化作用」があります。発生した活性酸素を防ぐことにより、ニキビを予防できます。
しかも、免疫力も高めてくれるのでストレス対策にも効果的。コラーゲンを作るためにも、ビタミンCは欠かせないんです。
⇒ ピュアビタミンCがビタミンC誘導体よりもニキビに効果的な理由!
ニキビケア化粧品との併用が効果的!
ニキビで皮膚科に行くと抗生物質で治療することもありますが、症状が軽度~中度程度のニキビはビタミン剤が一般的です。
つまり、ビタミン剤を処方されたときはニキビが重症ではないということ。
ですから、ニキビケア化粧品を使ったセルフケアと併用すると、さらに効率のいいニキビ対策になります。
皮膚科でもらうビタミン剤は飲み薬なので、内側からのケアになりますが、
ニキビケア化粧品は外側からアプローチする方法なので、両側からのニキビケアが実現できます。
ちなみに専用の化粧品もビタミン系の成分が使われていることが多いですし、ダブルアプローチで、効果的なニキビケアができます。
ふたつを併用すると、今あるニキビのケアだけでなく、繰り返さない健康な美肌のキープにもなりますよ^^
皮膚科を受診してビタミン剤をもらったときは、それを機に普段のスキンケアも見直してみてください。